今年は私法学会と会場は同じで日程が異なります。三連休から外れるのは(私が会員になってからは)初めてですね。
法律時報2014年10月号159頁に、概要のみ掲載されております。おそらくこの部分(+αとして場所等)はプログラムから転載しても怒られないと思いますので、以下引用しご紹介します。

なお、私自身は日本公法学会の会員ですが、理事等ではありません。掲載がもし問題があるようでしたら削除いたしますので、ご連絡くださりますようお願いいたします。
久々に訴訟がクローズアップされており、非常に楽しみです(第一部会と第二部会、ぜんぶ聞きたいけど体はひとつしかない・・・)

 

会場・テーマ

中央大学多摩キャンパス八号館、九号館クレセントホール

テーマ:「司法制度改革後の公法判例と公法学説」

一日目

報告 10:00~12:15 九号館クレセントホール

市川正人(立命館大学)「憲法判例の展開―司法制度改革以降を中心に」

村上裕章(九州大学)「司法制度改革後における行政法判例の展開」

総会議事 13:45~14:00 九号館クレセントホール

報告 14:00~16:00

小山剛(慶應義塾大学)「憲法判例の現状と憲法学説の課題」

常岡孝好(学習院大学)「司法制度改革後の行政法学説の課題」

公募報告セッション 16:00~17:50 11号館

(ここについては法律時報に掲載がないので、web転載は控えさせていただきます。今年は3セッションで全部で9名の報告者がいるようです)

二日目 9:30~17:00

【第一部会】「公法判例の現在」8号館8208号室

蟻川恒正(日本大学)「不起立訴訟と憲法十二条」

―コメント 市川須美子(獨協大学)

大石和彦(筑波大学)「婚外子法定相続分規定違憲決定(最大決平成25年9月4日・民集67巻6号1320頁)」

徳本広孝(首都大学東京)「地方公共団体の規律維持と債権放棄議決の意義」

豊島明子(南山大学)「老齢加算訴訟―生存権の具体的実現に係る裁量統制の課題」

―コメント 西村枝美(関西大学)

【第二部会】「公法判例活性化に向けた課題と展望」8号館8308号室

仲野武志(京都大学)「行政事件における訴訟要件の意義」

ーコメント 菅原真(名古屋市立大学)

深澤龍一郎(九州大学)「行政事件訴訟における判断過程の統制―その基礎的考察―」

宮地基(明治学院大学)「立法裁量統制と憲法適合的解釈の意義と限界」

巻美矢紀(千葉大学)「判決の効力」

―コメント 大貫裕之(中央大学)

おまけ:『公法研究』に拙稿が掲載されます

当日頒布される『公法研究』76号に、拙稿が公募論文として掲載されます。これは、昨年の公法学会で、公募セッション報告として報告したものをもとに投稿したものです。
初めて査読を受けましてヒヤヒヤしておりましたが、無事掲載されることとなり、とても嬉しいです。
今日更新しましたとおり、これにて、博士論文の連載6回分と、スピンオフである基準時論について、一通りの公表を行ったことになります。
詳細は研究業績・遂行課題をご覧ください。
この後、北大や関西方面、そして東大で、報告をさせていただく予定です。ご批判・ご感想等ございましたら、ご指導いただければ幸いに存じます。
それでは学会会場にてお会いしましょう。