法経学部・法政経学部において、2016年度後期(T4-5)に行政法演習Ⅱ(横田ゼミ第3期)を開講します。昨年まで開講していた法経学部総合政策学科向けのゼミナールとは期間も内容も異なります。
1.募集人員及び対象学部・学科、履修条件
今年度から卒業論文指導は無くなりましたので、新規に8~15名を募集します。
対象は「行政法1を単位修得済みである法経学部・法政経学部生」です。2017年T1の成績については、面談時に当方で確認します。行政法2・環境法を受講することが望ましいです。また、学科・コースの縛りはありません。
応募人数が多い場合は、志望理由、行政法1の成績、行政法2を受講予定か否か、面談時の印象等で選抜を行う可能性があります。おおむね、履修希望者が8名を超えた時点で選抜を行うことにしますので、基本的には先着順です。「9人目以降の方は、場合によってはお断りすることがあるため、開講日に突然来ても受講不可の可能性が高い」ということです。
2.想定している履修希望者像
A)法経学部法学科/法政経学部法学コースで法学を専門の一部とする進路を希望する者
法学科・法学コース経由で法科大学院に進学したり、公務員等に就職するパターンを想定しています。行政法2の履修を特に強く薦めます。
B)法経学部総合政策学科/法政経学部(全コース)において卒業論文等を執筆する希望があり、その内容に法学の視点が含まれている者
卒業論文そのものの指導はできません(別途、ゼミナールに所属してください)が、法学に関連する部分の指導を行います。経済や政治・政策学をメインとする学生について、法学全ての領域に関連したサブゼミ的指導を行います。昨年までの卒論指導実績もありますので、民事法や刑事法関連も応相談です。
*選抜を行う場合、Aの学生とBの学生のバランスにも配慮することになります。
3.演習内容と評価
1)知的生産の技法(基礎ゼミ圧縮版):メモ・ノート、ディベート等の初歩を指導します。
2)提出された志望理由等を勘案した個別課題:各自が設定した課題に基づく報告を求めます。判例評釈も、テーマ報告も歓迎します。
3)ゲストを招いた「対話で研究する行政法(続)」:昨年までに引き続き、他の法分野研究者(過去の例:刑法、情報法、中国法)や行政・法務実務の方(例:千葉県庁、千葉市、千代田区職員、弁護士)を招いた討論を行います。学生は質問シートを提出します。毎年、履修希望者の希望に応じてテーマとお招きする人を決定していますので、ぜひ早めに面談に来てください。
*評価個別課題をまとめたレポート(7割)と質問等の参加状況(3割)で行います。
4.募集期間・要件
履修希望者は、研究室で面談したうえで、A4一枚程度の履修志望理由(関連科目の単位取得の状況や進路希望等も含む)をメールで提出すること。
(研究室の場所とメールアドレスについては、学内掲示およびMoodle版の掲示、あるいは学生ポータル内の横田担当講義のシラバス内に掲示しています。)
オフィスアワーである木曜12時~13時半だけでなく、在室時は基本的にアポなしでの訪問も歓迎します。2017年8月8日~19日は不在予定ですが、それ以外は用務がない限りは平日だいたい在室しています。アポをメールで取っていただいても結構です。質問や希望等があれば、遠慮無く連絡をください。多様な学生の参加をお待ちしています。