法経学部・法政経学部において、2016年度後期(T4-5)に行政法演習Ⅱ(横田ゼミ第3期)を開講します。昨年まで開講していた法経学部総合政策学科向けのゼミナールとは期間も内容も異なります。

 

1.募集人員及び対象学部・学科、履修条件

今年度に限り、すでにゼミ第2期生=「卒業論文」履修者(法経学部総合政策学科4年生)が5名います。そこで、2016年度に限り、10名を上限にして募集します。

対象は「行政法1を履修済みである法経学部・法政経学部生」です。行政法2・環境法を受講することが望ましいです。また、学科・コースの縛りはありません。

応募人数が多い場合は、志望理由、行政法1の成績、行政法2を受講予定か否か、面談時の印象等で選抜を行います。その場合、8月9日までにメールで合否を返信します。

 

2.想定している履修希望者像

A)法経学部法学科/法政経学部法学コースで法学を専門の一部とする進路を希望する者

法学科・法学コース経由で法科大学院に進学したり、公務員等に就職するパターンを想定しています。行政法2の履修を特に強く薦めます。

B)法経学部総合政策学科/法政経学部(全コース)において卒業論文等を執筆する希望があり、その内容に法学の視点が含まれている者

卒業論文そのものの指導はできません(別途、ゼミナールに所属してください)が、法学に関連する部分の指導を行います。

 

3.演習内容と評価

1)知的生産の技法(基礎ゼミ圧縮版):メモ・ノート、ディベート等の初歩を指導します。

2)提出された志望理由等を勘案した個別課題:各自が設定した課題に基づく報告を求めます。判例評釈も、テーマ報告も歓迎します。

3)ゲストを招いた「対話で研究する行政法(続)」:昨年までに引き続き、他の法分野研究者(過去の例:刑法、情報法、中国法)や行政・法務実務の方(例:千葉県庁、千葉市、千代田区職員、弁護士)を招いた討論を行います。学生は質問シートを提出します。

4)第2期生「卒業論文」支援:希望者のみ。2)個別課題の内容等で負担を調整します。

評価は、個別課題をまとめたレポート(7割)と質問等の参加状況(3割)で行います。

4.募集期間・要件

履修希望者は、研究室で面談したうえで、7月29日(金)17時までに、A4一枚程度の履修志望理由(関連科目の単位取得の状況や進路希望等も含む)をメールで提出すること。

(研究室の場所とメールアドレスについては、学内掲示およびMoodle版の掲示、あるいは学生ポータル内の横田担当講義のシラバス内に掲示しています。)

オフィスアワーである火曜12時~13時半(ただし7月26日は休止)だけでなく、在室時は基本的にアポなしでの訪問も歓迎します。アポをメールで取っていただいても結構です。質問や希望等があれば、遠慮無く連絡をください。多様な学生の参加をお待ちしています。