法学教育の特性と大教室講義でもできるアクティブラーニングを考える

法経学部・法政経学部の講義「環境法」では、2013年の着任以来、従来の法学教育ではできなかったことをやってみようとチャレンジをしてきました。
それは「大教室講義でもアウトプットを重視する」ということです。
毎回のコメントシートで自分の考えを外に出すための訓練をし、第14回(最終回の1個前)ではディスカッションと即興ディベートを行う・・・
これらは、横田自身がサークル(東大ESS)で身につけたディスカッションとディベート、即興スピーチの知見を元に作ったものです。
この度、この4年間の試行錯誤について、学内のFD(ファカルティ・ディベロップメント。教育方法を検討する研修)でお話しする機会がありましたので、公開可能な範囲でスライドを公開します。
大まかな目次は次の通りです。
• Ⅰ 講義設計の背景
– 法学系教育の現状と課題
– 「環境法」という科目の特殊性と立ち位置
• Ⅱ 講義の内容
– 学生への告知と段階的な受容へ
– コメントシートの狙いと実施方法
– ディベートの狙いと実施方法
• Ⅲ まとめ – 学生の反応と雑感
ぜひ感想を聞かせてください。